1908年4月28日、日本人781名(165世帯)を乗せた汽船「笠戸丸」が神戸港を出航しました。笠戸丸は約2ヶ月の後、6月18日に中南米最大の国ブラジルのサントス港に入港。ここに日本人のブラジル移住が始まりました。記憶に新しいところでは、NHKが放送開始80周年記念作品として、2005年10月2日~6日まで、5夜連続で放送した、ブラジルへの日本移民を扱ったテレビドラマ 『ハルとナツ 届かなかった手紙』のことが思い起されます。
日本人ブラジル移住の始まりから、今年2008年で100年。第1回移住船「笠戸丸」から始まったブラジル移住者の子孫は、現在では140万人を擁するとも言われる世界最大の日系人社会を築き、日系人はブラジル国内でも高い評価を得るようになっています。
日本人ブラジル移住100周年にあ たる2008年。この記念すべき年にあたり、日本とブラジルの両政府は、2004年9月に、小泉総理(当時)がブラジルを訪問した際に、2008年を日本ブラジル交流年(日伯交流年)として祝福することで合意しました。
日本ブラジル交流年(日伯交流年)では、世界最大の日系人社会を有するまでになった日本人のブラジル移住の100周年を祝うことはもちろんですが、これに留まらず、より幅広い両国の国民の間で交流事業を行なうことなど、未来に向かって日本とブラジルの両国の結びつきを強めることを目指しています。このため、2008年には、経済、社会、文化、芸術、学術、観光、スポーツなど幅広い分野での交流が行なわれる予定です。